自信のない日常でも、見せていく勝負をしたい【劔樹人INTERVIEW】 (6/6ページ)

タブロイド

でも杉作さんから学んだのは生き様を伝えていくことなんで、自信のない日常でも見せていく勝負をしたいと思っちゃうんですよね。だから人に笑われるためにひどい目に遭いたい、幸せになってはいけないみたいな気持ちは常にありますね。いや、でももちろんそのひどい目とも全力で戦いますよ。失敗から立ち上がることこそ誰かの勇気につながりますから。

そんな風に生きてきて一個だけ自信持っていえるのは、諦めないのって大事ってことですかね。僕、これまで自分にとって大事なことは一つも諦めてないんです。一回行き詰って辞めちゃったりしても、手を変え品を変えして、やっぱり同じようなところに戻ってきてるんです。学生のころは物書きになりたくて、そのための進学には失敗したけど、結果30過ぎて本出せたし。まあ、なぜか漫画でしたけどね。音楽活動にしても、昔と比べると、生活の中における音楽の比重は変わったけど、音楽やること自体は諦めてない。諦めきれなかった往生際の悪さってありますね。大輪の花は咲きませんでしたが、ちっちゃな花は咲いたかな。

世に出ようとしたら批判浴びることもあるし辛いこともあるけど、それでも諦めずにやるって大事ですね。結婚もフジロック出演も、できたからってそれがゴールじゃないし、これから先も、いいこと悪いこといっぱいあると思うけど、そういう人生を諦めずに楽しんでいきたいですね。

劔樹人(つるぎ みきと)

大阪での大学時代から音楽活動をスタート。様々なバンドでのベーシストとしての活動を経て、2008年からはダブ・エレクトロバンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」に参加。

2009年、株式会社パーフェクトミュージックにて「神聖かまってちゃん」のマネージャーに就任。マネージャー自ら表に出される画期的なスタイルでバンドとの二人三脚を確立し、2011年には、映画『劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』にも出演している。同年、鬼束ちひろのニコニコ生放送番組『包丁の上でUTATANETS』で進行役に抜擢。

また、杉作J太郎率いる「男の墓場プロダクション」に所属し、2012年に2人でTBSのトークバラエティ『オトナの!』に出演した際は、女性視聴率0%という記録を打ち出している。著書に『あの頃。男子かしまし物語』(イースト・プレス)『高校生のブルース』(太田出版)など。

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