名古屋妊婦切り裂き殺人事件 前編 (5/5ページ)

日刊大衆


「人を切ったら、ものすごい勢いで出血します。私は刑事時代に、腹や顔を切られて倒れた人を救護したことがあるんですが、服が血まみれになりましたよ。でも、そんな目撃情報はなかった。だから、犯人はレインコートのようなものか、着替えを用意していた可能性が高い」

窃盗犯がMさんと鉢合わせし、衝動的に殺したのだとしたら、犯人は血だらけのまま逃走したことになる。そんな人物がいて、誰ひとり気づかないなんてことは、あり得ないだろう。

今回の取材の途中でも、駐車場の前を歩いていたら、向かいの家の前にいた男性と目が合った。住宅地である。意外と誰かが見ているものなのだ。
「あのアパートの周辺は家も多いし、偶然、誰にも見つからずに逃走できるような場所ではないですよ。つまり、入念に計画されていたんです」

では、目撃情報の不審人物はなんだったのか。
「先ほども言ったように、このアパートは空き巣に狙われやすい条件が揃っている。事件が起きたのとほぼ同時刻に、偶然、泥棒が物色していたんじゃないか」

監修/北芝健
取材・文/川口友万
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