空は誰のもの? ドローン規制にはじまる空と人の新たな関係性 (4/5ページ)

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ドローンの活用は芸術やエンタメの分野でも


広島にある企業・ルーチェサーチは小型無人ヘリシステムでの撮影業務を行っており、2014年8月に発生した広島土砂災害時には、近づくことが困難な地点を無人機で空撮することで、安全を確保しながら災害状況を多くの人に伝える役割を果たした。

また、NHK仙台放送局は、福島第一原発周辺の警戒区域の状況を小型無人飛行機で撮影。「原発事故4年目の決断」として、NHKサイト内の特設ページにて、原発周辺の様子を公開している。

このように、取材困難な状況下においても、ドローンを使うことで安全に報道することが可能となる。同様に、災害時の救護者の発見等にも大いに活躍するだろう。

そのほかにも、日本アビオニクスが発表した無人機搭載用リモートサーモカメラは、赤外線により対象物の熱を測定することができ、ドローンと合わせて運用することで、太陽光パネルの点検や、火山活動の測定・監視などにも活用が期待されている。

OK Go - I Won't Let You Down - Official Video



報道分野のほかにも、ドローンによる空撮は映像制作において重要な役割を果たしている。

これまでの空撮は、ヘリコプターをチャーターする必要があり高額な費用がかかるため、気軽に空撮することは難しく、またヘリの機体が大きいため、比較的高い高度からの撮影しかできなかった。

ドローンの登場は、低高度での撮影、滑らかな空撮映像を安価で可能にした。OK Goによる「I Won't Let You Down」のMVもドローンによる撮影が行われており、集団パフォーマンスのワンカット長回し映像が大きな話題を呼んだことも記憶に新しい。
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