ベスト第二次世界大戦映画13選 (3/6ページ)
■『戦場のピアニスト』
ナチスのユダヤ人虐殺を取り扱った映画は複数ありますが(特に有名なのは『シンドラーのリスト』と『ライフ・イズ・ビューティフル』)、一味変わったアプローチをとっているのが本作。
エイドリアン・ブロディが、実在するユダヤ人ピアニストでるウワディスワフ・シュピルマンの直面した想像を絶する苦労を熱演。盛り上がりがあまりないので、起承転結を求める人向けではないかもしれませんが、「戦争」とは何か、またユダヤ人虐殺がどのようなものだったのかを知りたい人は、絶対に押さえておきたい作品です。
■『イングロリアス・バスターズ』
第二次世界大戦が舞台だからといって、全てが事実に基づいて構成される必要はありません。2009年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督による本作は、「ユダヤ・ハンター」によって家族を皆殺しにされた少女が、成長して映画館主になり、その映画館を舞台にナチスに復讐しようとするお話。
また、少女の復讐と平行して、ユダヤ系アメリカ人を中心とした極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」がナチスを虐殺した上に頭皮を剥ぎ取る、身も凍るような行いでドイツ軍を震え上がらせていた――という全体的にコミックのようなストーリーが展開されます。
戦争映画は得てして痛々しいものですが、本作にはグロ系耐性はあった方がいいと思われる描写があるため、いい作品ではありますが、その点においては見る人を選ぶかもしれません。