夜更かしは絶対ダメ!睡眠不足が子供のIQを下げる驚くべき理由 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

夜更かしは絶対ダメ!睡眠不足が子供のIQを下げる驚くべき理由

いま、テレビやゲーム、パソコン、そしてスマホと、たくさんの誘惑が、子ども達の睡眠を妨げています。そのことにやきもきしているママたちも多いのでは?

そんな中、子どもの睡眠が低下するとIQが下がる、というショッキングな調査結果がカナダで発表され、世界のママたちに衝撃が走っています。科学ニュースサイト『ScienceDaily』を参考に、詳細を見ていきましょう。

■脳波の乱れがIQを下げる!

このほどカナダ・モントリオール大学の研究チームが子どもたちを対象に行った研究で、睡眠不足などで睡眠の質が低下すると、いわゆる“IQ”知能テストの成績が低くなる傾向が見られる、ということが分かりました。

調査は、13人の自閉症を持つ子どもと、発達過程に問題を持たない13人の子ども(平均年齢10歳で、知能程度や睡眠状態に問題を持たず、投薬中でもない子ども)を対象に実施。

これによって、睡眠中の脳波の乱れが、IQテストの結果を悪くすることが明らかになったのです。

■IQアップのカギはレム睡眠

その前に、まず眠っているあいだに何が起こっているのかを確認しておきましょう。正常な睡眠とは、体の代謝がペースダウンし、浅い眠りと深い眠りを規則的に繰り返している状態です。

浅い眠りは“レム睡眠”と呼ばれます。“レム”とは“眼球が動いている状態”という意味の英語の頭文字を取った言葉で、文字通りまぶたの下で眼球が細かく動いています。

このレム睡眠のあいだは、体は眠っていても脳は活動していて、記憶の整理と定着の作業をしています。

一方、深い眠りは“ノンレム睡眠”と呼ばれ、体だけでなく脳も休んでいる状態です。

そして、少し専門的な話になりますが、脳が活動しているレム睡眠のあいだ、脳波には“睡眠スピンドル”と呼ばれる特殊な波形が見られます。

質のよい睡眠ができていると、このレム睡眠とノンレム睡眠が規則正しく訪れ、安定した睡眠スピンドルの波長が確認できるというわけです。

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