世界標準を知るほど、猪木のプレゼン努力や頑張りを思い知る。[プチ鹿島コラム] (2/4ページ)

日刊大衆

アンドレが世界標準(超ベビーフェイス)のまま、日本で迎えられたのは馬場とタッグを組んだ全日本プロレスだった。晩年である。

猪木はボブ・バックランドや、でくの坊で格下時のハルク・ホーガンとは定期的にタッグを組んだが、アンドレとは一度しか組まなかった。「大きい=正義」「わかりやすい=正義」の魅力に猪木派の観客も気づいてしまう危険性を感じたからかもしれない。

今となって、世界標準を知れば知るほど猪木のプレゼン努力や頑張りをしみじみと思い知る。

馬場さんも偉かったが、アントンもやはり偉かった。



プチ鹿島
PROFILE
1970年5月23日生まれ。お笑い芸人。オフィス北野所属。時事ネタを得意とする芸風で、新聞、雑誌などにコラムを多数寄稿。ラジオ番組「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)、「荒川強啓のデイキャッチ」(TBSラジオ)、「キックス」(YBS山梨放送)ほか、TVや映画など多方面で活躍中。

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