1日は24時間じゃない!なんと7月に「24時間+1秒の日」が (1/2ページ)

Suzie(スージー)

1日は24時間じゃない!なんと7月に「24時間+1秒の日」が

よく、4年に1回やってくる2月29日、うるう年は話題になりますよね。でも、実は時間が増えたり減ったりするのは2月29日だけでないのです!

地球の自転速度が一定でないため、時間のズレを調整している“うるう秒”というのがあって、世界中で数年に一度程度、1秒増えたり、減ったりする日があります。

それが、今年の7月1日の午前9時なのです!

2月29日がカレンダーにしっかり表示されるように、その日には普段なら存在しない1秒がちゃんと存在します。今回は3年ぶりにある、このうるう秒についてお話しましょう。

■1秒増えれば1秒減る!

その1秒は、午前8時59分60秒です。普通なら8時59分59秒の1秒後は9時なのですが、この日に限っては、8時59分60秒が存在することになります。

ただ、うるう秒は増えるだけでなく、減らされるうるう秒も決められていて、その場合は23時59分59秒(協定世界時)の1秒が削除されるのです!

つまり、23時59分58秒の1秒後がいきなり24時になります。

こうして、世界ではひっそりと1秒の増減が行われているんですね。だから1日は24時間なんていいますけど、本当は24時間1秒だったり、23時間59分59秒だったりする時があるんです。

ただし、今までは増えるタイプのみで、減るタイプは実施されたことはありません。

■うるう秒を体感する方法

たった1秒なので、7月1日になっても気付かない気がしますよね。私たちがこのうるう秒を実感するには、一体どうしたらいいのでしょうか?

この方法のひとつは、時報(種類による)です。通常1時間に一度のみ鳴らす時報音(ポーン音)が8時59分60秒と9時と2回連続して鳴ります。

また日本には、少数ですが8時59分60秒という時間を表示する時計も! 例えば、東京なら武蔵小金井駅コンコースの時計は、ちゃんとこのうるう秒(8時59分60秒)を表示しています。

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