すぐに役立つ『ベルリン部屋探し術』ーハウスシェアしようー (3/3ページ)

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例えば、人気エリアの駅裏にあったお値打ち家賃のWGは、家主がシェアメイト募集の情報をネットに掲載したとたん、見学希望のメールが2日で400件以上届き、電話は鳴り止まず。。。
あまりの反応の多さに、電話番号はすぐ削除し、メールでの問い合わせもその2日で締め切り、その膨大な見学希望者の中から、10名ほど選び、部屋見学に招待し、その中から、新しいシェアメイトをたった1人だけ選びました。

語学に自信がない。という思いは、部屋探しの間は封印しましょう。

電話で連絡がとれたら、言う事は簡単です。

『シェアメイト探してるっていう情報みたんだけど、部屋の見学させてもらえる?』

電話が繋がらなかったら、留守電を残し、メッセージを送りましょう。
ドイツの携帯電話には、日本のように携帯電話専用のメールアドレスなどは無いので、携帯電話でのテキストのやりとりは、もっぱらSMSやWhatsAppを使います。
日本で主要な連絡手段の1つになっているLINEアプリは、ほぼ無名といってもいいでしょう。

また、ドイツでは未だにガラケー以前の、初期の初期、初代携帯電話とでも言えそうな、電話機能と文字制限ありのSMSしかやりとりできない、コロンとしたフォルムの携帯電話を使っている人が、老若男女問わず大勢います。

メッセージを送る場合は、相手の携帯電話事情も考慮して、簡潔な内容を送りましょう。

『部屋を選ぶ』のではなく、『選んでもらう』

部屋探し初心者が陥りがちなのが、部屋を探している自分に決定権があると思ってしまう事。

ネットや友人から、いくつか部屋情報が手元に集まってきて、部屋の見学にも行ったけど、気に入った部屋は、アレか、コレか。。。それぐらいかな〜。一番候補は、あの部屋かな〜。

そんな楽しい想像、するのは構いませんが、よほど借り手が見つからないような部屋以外は、選ぶのは貴方ではなく、家主です。

「ちょっと考えてから、この部屋に住みたいかどうか連絡するね。」

そんな事を言っている間に、家主は新しいシェアメイトを決めてしまいます。

部屋探しは、まさに『数撃ちゃ当たる』。

よほど譲れないポイントがある場合以外は、住みたいアピールをがんがんしましょう。



部屋探しは、不動産関係のドイツ語や英語も理解しなきゃいけないから、慣れるまで大変!!

次回は、『WG gesucht』を参考に、WGの探し方を具体的にみていきましょう。

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