24歳新人作家が文学賞W受賞! 絶賛を受けた甘くて苦い青春小説 (2/2ページ)

新刊JP

そして、自らが委員をつとめる文化祭で、合唱伴奏を日都子に依頼したことから、冬希と日都子の距離は少しずつ縮まっていき、日都子はそんな冬希に次第に心を開いていく…。

 思春期のアンバランスな感情を、さらにかき乱す家族の問題。さらに、いじめや閉塞感漂う逃げ場のない学校という場所の中で、2人は成長していく。そんな彼女たちの姿に共感し、行間のどこかに、かつての自分自身をみつける読者も少なくないだろう。
 小学館文庫小説賞受賞時の選評では「筆力があり、女性の支持を得られる感性を持っているだけでなく、この作品では男性からの高い評価も得ていた」と、男女問わずに評価を受けたことが明かされている。
 誰もの心に突き刺さるこの物語にぜひとも触れてほしい。

 なお、もう一方の受賞作は『屋上のウインドノーツ』(文藝春秋/刊)として、『ヒトリコ』(小学館/刊)と同時発売された。両社の大きな期待が感じ取れる。
(新刊JP編集部)

「24歳新人作家が文学賞W受賞! 絶賛を受けた甘くて苦い青春小説」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る