実は痴漢より重罪!? 「ハレンチ盗撮」最前線レポート (1/2ページ)
今思えば「出歯亀」など、牧歌的なものだった。卑劣極まりない現代の"盗み見"男たちの悪行ぶりとは―。
今月5日、エスカレーターで41歳の主婦のスカートの中にスマートフォン(以下、スマホ)を差し出したとして、京都大学大学院助教の男(39)が現行犯逮捕される事件が起きた。
近年、こうした盗撮事件が激増している。
「平成21年からの5年間で、約1480件から約2720件と、盗撮による摘発件数は倍増。今やネットには、女性のパンチラや胸チラの盗撮画像が氾濫しています。もはや、自分の妻や娘が、いつ被害者になってもおかしくない時代です」(ネットライター)
盗撮事件急増の要因は、スマホの普及と大きく関係している。盗撮事情に詳しいルポライターの石原行雄氏は、こう語る。
「今まで盗撮といえば、盗撮画像や、その行為自体に性的興奮を覚える一部の男が、専用の機材を揃えて行うマニアの世界の犯罪でした。でも、今はスマホのカメラで簡単に撮れてしまう。結果、特に性的嗜好がない人までもが誘惑に駆られ、摘発件数が急増しているのでしょう」
スマホ盗撮を容易にしているのが、さまざまな"撮影アプリ"の存在だ。
「通常、スマホのカメラで撮影するときには"パシャ!"というシャッター音が鳴り、撮ったことが周囲にわかる。しかし、音なしで撮影できる"無音カメラ"アプリが、誰でも簡単にダウンロードできるんです。子どもの寝顔や音に敏感なペットなどを撮るために開発されたそうですが、それが悪用されているわけです」(前出のネットライター)
さらに、盗撮犯は撮影アプリの進化を巧みに利用しているという。
「無音に加え、カメラを起動していることがバレないように、真っ暗なスリープ画面のまま撮れる"闇モード"や、ネットを見ているかのような偽装画面のまま撮影できる"隠れモード"などがあります。万が一、盗撮がバレても、"していませんよ"とアピールできるわけです」(同)
これらの機能を悪用すれば、盗撮がバレる可能性は低くなるというわけだ。
一方、以前からあった盗撮器も日々、進化を続けている。盗撮・盗聴Gメンとして活躍する『盗聴Gメン・フューチャーセキュリティ』CEOの岡田久信氏が、最近のトレンドについて、こう語る。