新しい体験を与えてくれる犯罪捜査ゲーム『Her Story』 (1/4ページ)
私は殺してない。
『サイレントヒル シャッタードメモリーズ』のゲームデザインと脚本を担当したサム・バーロウさんによる最新作『Her Story』。
夫が行方不明となり、警察に呼ばれた妻が事情聴取を受ける様子を収めた動画を見ながら進めていく、1994年が舞台の犯罪捜査ゲームです。
実写の動画がメインとなっており、ある意味90年代のFMVアドベンチャーゲームのよう。そんな『Her Story』を英Kotakuのジュリアン・ベンソンさんがレビューしているので、読んでみましょう。
私が事件を解決したのは午前2時。暗い部屋に座って、「ローマ」、「エリックって誰?」、「ザ・ロック」などと殴り書きされた紙に囲まれていました。
エンドロールを見終わっても、頭の中はまだ殺人事件の事を考えていました。そして、これまでに『Her Story』に少しでも似たゲームをプレイしたことがないことに気づいたのです。本作での体験は、他のどのゲームとも違うものでした。
時をさかのぼること1994年6月、ハンナ・スミスという女性が、夫のサイモンが行方不明なったと通報。そこから1か月、ハンナは7度に渡って警察に呼び出されます。プレイヤーの役割は、警察による彼女への事情聴取の様子を調べ、殺人事件を解決する調査員です。
それぞれの事情聴取の様子は細切れにされ、関連づけられ、文字起こしされ、検索できるようになっており、それらを調べていく中で、何がなぜ起きたのか? が明らかになっていきます。
『Her Story』を始めると、古いファミコンっぽいコンピューターターミナルが起動されます。