「自信がない、経験がない……」それって過小評価症候群? (2/2ページ)

就活スタイル

私からすれば、ビリになると判っているのに、それでも歯を食いしばって、かけっこに参加する子の方が「逆風に耐えて頑張れる」という視点で見ると、優れていると思います。

このように、一つの事象であっても見方を変えれば、優劣が逆転するということは、社会では普通のことです。少なくとも民間企業というのは、いろんなタイプ、種類、規模の会社があります。会社によって求める人物像は違います。

「とにかく足が速い人がほしい!」と思ってる会社に、いつもビリになる子が挑んでも内定は出ないけど、「じっくり腰を据えて、頑張り抜ける人がほしい!」と思ってる会社に挑めば、その会社では高い評価を受けて内定がでます。

社会というのはそういうものです。

同じように「これと言った経験がない……」と悩んでいる子は、常に自分の人生で1等賞になった経験を探してしまって、それが見つからずに凹んでいるというパターンが圧倒的に多いと思います。

大学生だから、こういった偏差値的な判断になるのは仕方がないけれど、就活は企業サイドのイベント、つまり、社会人の世界のイベントなんです。

だから「これと言った経験」なんて無くても全然構わない。自分のこれまでの体験を、どの切り口で見るか? その意識だけで、自己PRなんて簡単にできてしまいます。

今の自分を等身大で普通に語ること。それが自己PRです。

「自信」とは、今の自分と素直に向き合って、自分の過去を認めてあげること、ということなんです。


文・コンテンツ提供●安藤恒久(株)太知ホールディングス 総務人事部長

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

「「自信がない、経験がない……」それって過小評価症候群?」のページです。デイリーニュースオンラインは、安藤恒久、自己PR、自己分析、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る