同人作家が乱交パーティを主催して逮捕、その収支には意外な盲点が (2/5ページ)
そして男を最低8人(×2万円=16万円)常に集めて、女性は3人(×1万5千円=4万5千円)で固定すると、ホテル代を払っても1回辺り10万円は浮くので、1年続ければ120万円は純利益になる計算だ。これくらいが趣味として続ける最低ラインで、もう少し欲を出すならば男客をさらに増やさねばならない。
20回で500万円の売り上げというと、平均で1回につき25万円は集めねばならず、利益の元は参加費しかないのだから、常に約13人の客を集め続けないと達成できない数字である。この辺りは警察の発表が少し疑わしいと感じるのだが、実際に容疑者が2013年~15年の間に500万円の売り上げを立てていたのであれば、乱交パーティの様子を撮影し、そのデータをエロ動画サイトの運営会社に売るなどしていたのではないだろうか。
では続いて「どうすればもう少し上手にヤレたか」という危険なテーマに入るが、何より先にこの容疑者は無知すぎて同情の余地がない。せめてもっと法律の勉強をしてから方法を考えるべきだった。東京BNで過去にも書いた記憶があるが 「性器の露出や出し入れが発生する内容では、男女問わず参加者から金を取るスキームは違法」と考えねばならない。大事な話なので太字にしてアンダーバーまで付けてみたが、これが絶対の大原則である。
例えばAVでは、素人男性を男優(汁含む)として使う場合でも、必ずギャラが発生する。男優と言わない(女優との接触が一切ない) 役割であっても、撮影現場に入るというだけで、スタッフ・出演者という名目で10円でもいいからギャラを払うのだ。
ここで素人がよくヤラかすのが「お金を払ってくれれば現場にご招待します」的な方法なのだが、これは間違いなく逮捕される。例えエキストラで女優に触れる機会がなくとも "金を取って性器を見せる場を作る行為"は違法で、罪状はストリップが摘発される場合と全く同じになる。なるべく解りやすく簡略化して説明したので、この部分は絶対に頭に叩き込んでおくように。
では今回の容疑者に何か抜け道がなかったかというと、実はちょっと面白い方法がある。それが何かと言うと「乱交パーティやります、2万円払うとセックスできます」なんてバカな告知をせず「私が監督するAVに出演しませんか?」にするのだ。