あの芸能人も悩んでた!男性不妊の75%を占める「OAT症候群」って知ってる? (1/2ページ)
みなさんは“OAT症候群”という言葉をご存知でしょうか? OAT症候群とは男性不妊の原因となる症状の一つ。精子の数が少ない、精子の運動率が悪い、正常な形態の精子が少ない……という3つの状態の総称です。
子どもが欲しい女性は、「もし自分の夫がOAT症候群だったら……」と不安になってしまいますよね。
そこで今日は、男性不妊の原因の一つ“OAT症候群”の正しい知識と、男性不妊を防ぐ方法をお伝えします。
■OAT症候群とは?
「頑張っているのになかなか子どもを授からない」と悩むご夫婦の中には、不妊治療を考えている方も多いことと思います。
不妊治療を始める前には色々な検査が行われますが、中でも男性が行う代表的なものが“精液検査”です。この検査では、精液中の精子の数(濃度)や運動精子の数(精子運動率)、精子の形態異常が基準値を下回っていないかを調べるのですが、基準値よりも精子の数が少ないと“乏精子症(Oligozoospermia)”、精子の運動率が悪いと“精子無力症(Asthenozoospermia)”、正常な形態の精子が少ないと“奇形精子症(Teratozoospermia)”と診断されます。
実際は症状がある場合、これらの内一つだけ基準値を下回ることは少なく、3つ全てが低いことが多いようです。そのため、3つの症状全てが見られる場合、頭文字をとって“OAT症候群”と呼ばれています。
これらは、精子をつくる“造精機能”に何らかのトラブルがあって、元気で正常な形の精子が作られにくい状態だと考えらています。男性不妊にはEDや射精障害などもありますが、中でも一番多いのが、OAT症候群のような“造精機能障害”なのです。
造精機能障害の中でも原因が特定できない“特発性造精機能障害”は、男性不妊ケースの3/4までに及ぶのだそうです。
■OAT症候群でも悲観しないで!
それでは、夫がOAT症候群だった場合、妊娠はあきらめなくてはならないのでしょうか。実は、今の医療技術では、夫の精子に問題があっても妊娠する可能性は十分にあるのです。