江戸時代は男女の言葉に差がなかった!? (2/2ページ)

学生の窓口

地方から江戸に出てきた人が遊里で芸者さんの言葉を聞き、それが「江戸言葉」「標準語」として認識され、この誤解が広まったというのです(時期的には明治の初めだそうです)。

この説によれば、現在の標準語は芸者さんが使ってた「女性語」が元になったということになります。現在ではほとんど漫画の中でしか見られない「○○ざます」という、上品なマダムが使いそうな言葉も、もともとは花魁(おいらん)が使っていた言葉です。

そもそも花魁のいた吉原は、花街用の言葉が作られ、使われた場所でした。そのような言葉が段々と広まっていったというのは面白いことではないでしょうか。

また、女性語の代表にようにいわれる、

「○○ですってよ」
「○○だわ」

といった言葉は、明治時代になってから女学生を中心に使用が広まり、女性ならではの言い回しになったといわれています。こういう言葉を「てよだわ語」といいますが、これらの言葉が現れた当時は、「奇異なもの」として批判も挙がったようです。

言葉はこのように時代によって変化します。現在はジェンダーによる言葉の差違が小さくなっている時代なのかもしれません。

(高橋モータース@dcp)

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