一言でいえば「オスプレイは実に日本向きな機体」である (1/2ページ)
「V-22オスプレイ」という軍用機をご存じでしょうか。翼を回転させて、プロペラを上向きにすることができるという不思議な形をした飛行機です。これは実に日本向きな飛行機なのです。今回は「オスプレイ」の特徴についてご紹介します。
■「ティルトローター機」という特殊な飛行機です!
「V-22オスプレイ」は「ティルトローター機」という特殊な飛行機です。離陸の際にはプロペラが上にくるように翼が回転し、ヘリコプターのように垂直に動くことができるのです。離陸が終わると、プロペラが前面になるように翼を回転させ、通常の飛行機のように飛びます。
誤解している人がいらっしゃるかもしれませんが、オスプレイは通常の飛行機と同じ着陸はできません。プロペラ(ブレード)の半径が大きいため、普通の飛行機のように着陸しようとすると地面にプロペラがこすってしまうのです。
ですから、着陸時には離陸時と同様にプロペラを上に動かして着陸します。
■オスプレイのメリット・デメリット
飛行機とヘリコプターのいいとこ取りをしたようなティルトローター機・オスプレイには、下のようなメリットがあります。
・離着陸に長い滑走路がいらない
・飛行速度が速い
・航続距離が長い
実際のスペックを見てみますと……。
■「MV-22」のスペック
最大速度:565km/h
巡航速度:446km/h
航続距離:3,590km
積載量:9,070kg
※……「MV-22」は米海兵隊向け輸送型のオスプレイです。
対するデメリットですが、「新しい機種なので操縦訓練が大変」ぐらいではないでしょうか。また「オスプレイは騒音がひどい」といったデメリットが挙げられることがありますが、これは本当ではありません。