イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン (4/4ページ)

Amp.



松山「(ウェアラブル?なんやねんそれ?トラブルの新しい形かい!横文字使ってたらええと思いやがって、調べてみたら、身につけて持ち歩くことができるコンピュータのことやろ?それならそう言えばいいじゃねえか! )
じゃあ今日は宜しく御願いします^^」

春山「初めまして。春山(仮名)と申します年齢は27歳です。職業は、働いてないのでニートですね。」

松山「ニートなんですね。どれ位の期間ニートをされているんですか?」

春山「そうっすね。うーん。
たまにバイトみたいなものとかはやったりするんですけど、基本的に高校卒業以来まともに働いた事はないですね。」

松山「(この漂う駄目男臭・・・いや、見た目ではなく心が大切だという考えを信じている僕でもこれはキツい戦いに見える。例えるなら普通の男が、ドラゴンボールの悟空と戦うに等しい。当然負ける。負けるどころか、ボロきれの様になってしまうだろう・・・)」

そうなんですね。じゃあ実家に住んでるんですか?

春山「いえ、渋谷でシェアハウスを運営していて、そこで暮らしてます。」

松山「シェアハウスに住んでいるんですか。その家賃はどうやって払っているんですか?」

春山「うーん。まあ僕がそのシェアハウスを立ち上げたっていうのもあって、結構滞納とかしてますけど、たまに金が入った時とかに払ってみたいな感じで、飯とかも誰かが作ってたりしてそれをくれたりするんで、何とかやっていけてますね。」

松山「(同い年の奴でそんな生活を・・・心中お察しするわ・・・)女性経験はどんな感じですか?」

春山「あまりそういう方面は苦手というか興味ないんですよね。
マンガとか本読んでる方が楽しいんで。一応だいぶ前に彼女がいた事はありましたね。」


とにかく誰がどう見ても、春山さんが勝てる見込みは無い様に思えた。
いや、無いと僕は心の中で断言していた。
学校の先生や両親が言っていた「人を見た目で判断してはいけません」という有り難い教えすら消し飛ぶくらいの差である。


そんな2人には実際街コンへ参加してもらった。


後編に続く・・・・・・

後編はこちら→→【イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン(後編)】

「イケメン、爽やか、モテ男子VSアラサー駄目ニート in 街コン」のページです。デイリーニュースオンラインは、ライフグルメ・料理カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る