【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]8話(後半)「忘れるわけないだろ」 (1/2ページ)
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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]
■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。
●8話(後半)「忘れるわけないだろ」
結城「・・・俺は卑怯だな」
白石「私がお兄ちゃんを軽蔑するかなんて話しを聞くまでわからないじゃない!勝手に私の気持ちを決め付けないで!」
結城「・・・そうだな」
白石「だから・・・話してよ」
結城「お前にはつらい思いをさせるぞ」
白石「それはお互い様だよ。お兄ちゃんだってつらいはずだもん」
結城「・・・わかった」
白石「うん」
結城「3年前のあの日、俺は大学の講義が休みだったから1日中家にいるつもりだった。午前中にうちの母親に頼まれて荷物をお前の家に受け取りにいったんだ」
白石「・・・」
結城「前の日に俺はおまえのおやじさんに頼まれて京子さんを市立病院に連れてく約束をしてた。でも、普段、体調を崩しがちな京子さんはその日は調子が良かったみたいで、元気そうにしてた」
白石「うん」
結城「だから、俺は京子さんに送っていくのが昼過ぎになってもいいか聞いた。次の日に提出しなきゃいけない課題があったから済ませておきたかったんだ。京子さんはいつでもいいって笑って言ってくれた。