東日本大震災から6年…福島「避難者VS地元住民」県内断絶の悲劇実態!(2)心ない嫌味に悩まされる…
その老夫婦が避難者仲間に語った内容だが、いわき市で避難生活を送る60代の男性は、その話を聞いて自身の経験がよみがえってくるという。「私は戸建ての借家住まいですが、転居時にやはり挨拶品持参で避難者であることも明らかにして近所を回りました。1軒だけニコニコしながら『お気遣いなく』と言って挨拶品を受け取らなかった。初めは好意的な対応と受け止めていたが、後日になってその人は道で挨拶しても無視。さらに『賠償...