歴代総理の胆力「伊藤博文」(4)「もみじまんじゅう」を“発案”
さて、伊藤はこうした明治天皇の信任をバックボーンとして、以後、都合第4次内閣までを率いることになる。しかし、この間、明治天皇の信任、大日本帝国憲法成立の立役者の自負心が増長を招いたか、とりわけ外交面での洞察力を欠くことになる。 わが国初の本格的な対外侵略戦争行動となった日清戦争後は、列強の攻勢に対抗するためとして、軍備拡張計画、富国強兵策を推進、日露戦争を開始すると韓国に日本による保護国化を認め...
さて、伊藤はこうした明治天皇の信任をバックボーンとして、以後、都合第4次内閣までを率いることになる。しかし、この間、明治天皇の信任、大日本帝国憲法成立の立役者の自負心が増長を招いたか、とりわけ外交面での洞察力を欠くことになる。 わが国初の本格的な対外侵略戦争行動となった日清戦争後は、列強の攻勢に対抗するためとして、軍備拡張計画、富国強兵策を推進、日露戦争を開始すると韓国に日本による保護国化を認め...
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