田中角栄「怒涛の戦後史」(19)元官房長官・梶山静六(上)

週刊実話

田中角栄という人物は、人を見る目において極めて炯眼であった。勉強家であるかどうか、上っ調子でなく地道な努力をしているか、度胸があるか等々、部下として使える人物か否かの峻別は厳しいものがあった。 ために、かつての田中派には単に委員会の出席要員にとどまるような“駄馬”はほとんど存在せず、一騎当千、どこへ出しても通用するような人材がひしめいていた。田中は人材発掘、育成の名手だったということである。言う...

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