歴代総理の胆力「麻生太郎」(2)政権交代への「戦犯」
しかし自民党内には、仮に麻生が代わっても、「選挙の顔」となるこれといった人材も不在だったことから、麻生はからくも生き延びた。そうした中で、ようやく辿りついたのが、政権発足から1年近く経った真夏の総選挙。結果は「歴史的大敗」であった。 このときの自民党の選挙戦を筆者も取材していたが、自民党はなんともヒドイ選挙態勢であった。すでに民主党がマニフェスト(政権公約)を発表していたのに対し、自民党が重点政...
しかし自民党内には、仮に麻生が代わっても、「選挙の顔」となるこれといった人材も不在だったことから、麻生はからくも生き延びた。そうした中で、ようやく辿りついたのが、政権発足から1年近く経った真夏の総選挙。結果は「歴史的大敗」であった。 このときの自民党の選挙戦を筆者も取材していたが、自民党はなんともヒドイ選挙態勢であった。すでに民主党がマニフェスト(政権公約)を発表していたのに対し、自民党が重点政...
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