[プチ鹿島]政治家の「たとえ話」は歴史とともにズレていく
最近「政治家のたとえ話」が話題だ。 安倍晋三首相がテレビ番組に出演した際、集団的自衛権を「自宅と他人の母屋、その離れ」にたとえて説明した。「(離れから)火の粉を含んだ煙が来て、自宅に火が移る明白な危険の時に、離れの消火活動に入る」。 このたとえに対し「火事と戦争はちがう、わかりずらい」という意見があった。 たとえ話はむずかしい。 私は安倍氏が2007年に第一次政権を退陣表明したとき、安倍氏をかつての高...