マヤの神殿の真下に巨大な陥没穴を発見、いずれピラミッドを飲み込む恐れあり(メキシコ) (2/3ページ)

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出典: karapaia

ククルカンとはマヤ神話における羽毛を持つ蛇の神で、洞窟の内部で育ち、地震とともに出現するとされている。人類に文明を授けたと創造神として崇拝されていた。

出典: karapaia

セノーテの大きさは25×35mほどで、深さは20mある。洞窟を満たす川は北から南へ流れている。また、セノーテ上部には5mほどの厚さの石灰岩があるようだ。

ここは電気抵抗探査という技法によって発見された。これは金属の探針を地面に挿し、地下を流れる電流の抵抗を測定する方法だ。水があれば、岩石とは異なる抵抗を示す。また、空洞は、電流は空気を流れないために非常に高い抵抗となって現れる。

メキシコ国立自治大学の地質学者レネ・チャベス・セグーラ博士は、洞窟内の高湿度と川が内部を侵食し、やがてピラミッドの土台を崩壊させるかもしれないと指摘する。そのとき、ピラミッドも一緒に飲み込まれていくだろう。だが、それは何世代も先のことで、幸いにも彼自身が生きている間には起きないとのことだ。

セノーテは北、西、東の他のセノーテとつながっているが、こうしたことはユカタン半島のカルスト(石灰岩台地)では特に珍しいことではない。

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