マヤの神殿の真下に巨大な陥没穴を発見、いずれピラミッドを飲み込む恐れあり(メキシコ) (1/3ページ)

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マヤの神殿の真下に巨大な陥没穴を発見、いずれピラミッドを飲み込む恐れあり(メキシコ)

8~9世紀頃に突然消え去ったマヤ文明の遺跡は、150年以上も考古学者を熱狂させてきた。その中の一つ、最も有名なマヤのピラミッドはその下に秘密を隠していた。 チチェン・イッツァのピラミッド(カスティーヨ)、あるいは「ククルカンの神殿」として知られる1000年前に建てられた遺跡の真下に、巨大なセノーテ(石灰岩大地が自然陥没して形成された井戸あるいは泉)が発見されたのだ。セノーテは内部に川が流れるほどの大きさを持つが、その天井が崩れてしまえば、遺跡もろとも崩壊してしまうのではないかと研究者たちは懸念している。 記事提供=カラパイア

専門家は、ピラミッドを崇拝していたマヤ人にとってセノーテは重要な意味があったと考えている。地下を流れる川を介して、ピラミッド周囲の他のセノーテ湖とつながっているようなのだ。さらに、「高僧の墓」と呼ばれる、中心に聖域がある共有墓地を持つピラミッドにもつながっている可能性がある。

出典: karapaia

研究チームを率いるメキシコ国立自治大学の考古学者アンドレス・テヘーロ=アンドラーデ博士によれば、古代マヤ人は今から900~1100年ほど前、信仰の一環としてセノーテの上にククルカンの神殿を建てた可能性があるという。地下世界、創造、水を象徴するためにピラミッドが建設されたのかもしれない。

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