サラリーマンからスポーツ選手まで! 男たちの「生理用品」驚きの使い道 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「花王」の生理用品HPより
「花王」の生理用品HPより

 女性しか用いることはない商品に「生理用品」がある。いわゆるナプキンだ。だが、このナプキン、意外にも男性が用いるケースもあるという。いったいなぜ、どういった理由で生理用品を用いるのか。取材を進めると意外な“使い道”が判明した。

「やっぱり月1回、これをしないと落ち着かないのよね。純女の人が『月のもの』といっているのを聞くと、正直、あたしなんかは羨ましくて。だから28日周期で使うようにしています」

 こう語るのはブラ男にしてプライベートでは“女性”として生きる優子さん(仮名・38)だ。女装趣味とニューハーフ願望がある優子さんは、月に1度、3~4日、自らで決めた“女性の日”、に生理用品を使用する。

肛門の病気をした男性が生理用品を使っていた

 しかし、女装趣味やニューハーフの男性だけが生理用品を用いる訳ではない。オフィシャルでもプライベートでも男性として日常を過ごす人たちにも、少なからず女性用生理用品を愛用する人がいる。大阪市内在住の公務員・Aさん(仮名・48)が語る。

「何年か前、肛門周囲潰瘍という病気になりまして。その時、肛門の周りから膿、分泌物が止め処もなく出まして。下着はずくずぐに汚れるわ、下着を通してズボンまで沁みが出来るわで往生しました。デスクワークなので椅子に座って仕事をするのですが、座布団まで汚れます。それでやむを得ず使い始めて。以来、ハマってしまいました」

 Aさんの場合、病院で「何とか分泌物を止める方法はないか」と相談した際、医師や看護師から提案されたのが「生理用品」の活用だったという。

「妻の生理用品を使えばいいと医師からアドバイスされましたが、何で40を超えたおっさんが生理用品なんだと最初はいいようもない腹立たしさというか、恥ずかしさもありました。でもね、使い出してみると、これがまた心地よくて。まず下着から分泌物が沁みないか心配しなくて済む。それだけでもストレス軽減になりました」(Aさん)

 このように男性では痔や肛門周囲潰瘍、肛門周囲炎といった肛門からの出血、分泌物を伴う病気の人が、かねてから生理用品を利用する例は少なくなかったという。もっとも痔を持つ男性のなかには出血がなくとも常日頃から利用しているという声もある。

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