【北川景子vs武井咲】「時計の広告が似すぎ」騒動が勃発か

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写真はtwitterより
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 いまだ収束する気配がない佐野研二郎氏の五輪エンブレム問題。多くの有名人がさまざまな見解を述べている中、思わず目を止めてしまうものがあった。写真家・大野純一氏のTwitterでのつぶやきだ。佐野研二郎氏(43)デザインではないのだが、女優の北川景子(29)と武井咲(21)が出演する広告があまりにも似ており、その2つが並んで新宿駅に張り出されていたことに触れているのだが、ここから、日本のデザイン業界の問題点が浮かび上がってくるようにも思える。

「真の個性を育むことが許されない社会。」

 大野氏は、北川景子を起用したCITIZENと、武井咲を起用したSEIKOの広告が似ている点について、過去に新宿駅に並んだポスター写真を提示してこう指摘している。

「国内に於いて美大などでの高度な専門教育を受けた後、運良く大手広告代理店に就職できた一握りの優秀な卒業生らは、残念なことに自らの独創性や創造性を捨て去らなければならなくなります。真の個性を育むことが許されない社会」

「ある個人が正論を述べる。あるいは斬新なアイディアを発表すると、その意見やアイディアは匿名的なものとして組織内に受け入れても、その意見を出した人物は静かに抹殺されます。飛び抜けた才能を持つ個人は日本的集団組織には要らないわけですが、これでは組織自体の長期的存続が不可能になります」

 ここで思い出されるのは、佐野氏が多摩美術大学の卒業生で、大手広告代理店・博報堂の出身だということ。典型的な美大卒エリートコースを歩んできた佐野氏だが、彼はかつて博報堂へ入社した当時の感想を、

「会社という組織の中で、大貫さんのようにハジケたものを作るのは、相当にハードなことなんだと認識しました」

 とも話している。独創性を貫く難しさを感じつつも、その後、多数の賞をとった佐野氏。どこで彼の歯車は狂い始めたのだろうか。

 大野氏は、佐野氏の五輪エンブレムについて、

「様々な東京オリンピックロゴデザインを見てみると佐野氏のものが一番硬直的でグラフィックの中に詩や生命が宿っていないように見える。権威主義と業界構造の中で健やかな生命観が失われた人なんだなと感じます。ものを表現することは人間を裸にします」

 と述べている。感じ方は人それぞれだが、これもまた一つの見方で、深いように感じられる。

 広告クリエイターとして旬だった当時の佐野氏のデザインは、ユーモアを感じさせるものだったが、五輪エンブレムにはそれが欠けてしまっているように思えてならない。佐野氏もまた“真の個性”を育むことができなかった一人なのかもしれない。

(取材・文/デイリーニュースオンライン編集部)

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