ダルビッシュ有が公開したダイエット法に賛否「凡人には参考にならない」 (2/2ページ)
これまで、数々の報道に対してツイッターで反論してきたダルビッシュ。ダイエット開始についても各社がニュースにしたが、さっそくツッコミを入れている。
日刊スポーツでは、ダルビッシュのダイエットについて、低カロリー中心のメニューとし、
「鶏肉や野菜を中心に『筋肉は残しつつ体脂肪を削る』のだという。」
と紹介した。しかし、この記事に対しダルビッシュは、ツイッターでさっそく反論している。
「これだけ見ると鶏肉と野菜だけ食べれば体脂肪削れると思ってしまいますが、ちゃんと炭水化物も摂っています。ダイエット中も炭水化物は非常に大事です。GI値は気をつけないとですが」
GI値とは、食べ物が体内に入り、糖になった段階で血糖値のスピードを示すもの。ダルビッシュはご飯を食べているが、GI値が低く、白米よりも栄養価が高い玄米を選択している。
ダルビッシュのストイックな食生活は、ツイッターなどSNSでもたびたび話題になっている。9月に入ってからも、高校球児は白米の摂取量は多いが、「圧倒的に蛋白質不足」であると、ツイッターで警鐘を鳴らしていた。そんな背景もあってか、日刊スポーツの記事だけを読むと、ダルビッシュは炭水化物抜きダイエットをしていると勘違いしてしまいがちだが、実際はそうではない。
今年3月に右ひじを手術し、今シーズンは投げられない見込みのダルビッシュ。来シーズン復帰を目指す最中でのダイエット宣言となったが、来シーズン、引き締まった体でマウンドに立つ姿を期待したい。
(取材・文/春山修司)