100年以上続く老舗企業数トップが日本の理由 (1/2ページ)

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なぜ日本に老舗企業は多いのか
なぜ日本に老舗企業は多いのか

 日本は、100年以上の創業規模を誇る老舗企業の数が世界で最も多いというのは周知の話ですが、その第二位がアメリカと聞くと驚かれる方も決して少なくないという。

 今月、日本の長寿経営を研究する社団法人「100年経営研究機構」が設立されました。代表理事には日本経済大学の経営学部長を務め、老舗企業の研究では国内随一の研究成果を誇る後藤俊夫教授が選出され、8日、東京都渋谷区のシダックスホールで、その発足式典が開かれたため、私も故あって参加することになりました。

 式典では、数々の経営者団体や研究所で会長職を歴任し、事業構想大学院大学の初代学長も務めた野田一夫氏が基調講演を務め、日本経営の可能性についてその深い見識を披露しました。また、そんな老舗企業の一つ、株式会社山本海苔店から取締役営業副本部長を務める山本貴大氏も登壇され、何人かの識者とともに企業が継続する秘訣を話し合いました。

 そんな企業経営には、「同じスタイルを踏襲し手堅く進める経営」と「変化に対応しながら着実にステップアップを目指す経営」の二つに大別されるということで、その優劣というものは否定しつつ、「継続する」という必要性において、その自らのスタイルを様々な症例から学び取っていく必要があると野田氏は言います。

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