ガセネタが横行する終末期医療…がん温存療法の是非 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

Photo by MIKI Yoshihito via flickr
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 やまもといちろうです。

 先週来体調を悪くしまして、高熱を出すまでは仕方ないんですが、鼻水に下痢、全身から出る汗、経口補水液を飲んでも飲んでも喉が渇くという素敵な日々を送ることができました。これも神からの試練だと思って乗り越え、神と家内に深く感謝をする次第です。

 また、先般より私自身の家族の問題もありまして、いわゆる終末期医療や介護といった世界は遠い出来事ではなく、現実そのものになりました。これは良いとか悪いとかではなく、人間が人として生きるにあたって、なかなか避けては通れないものであります。ふだん、元気で意気軒昂だった人が、闘病の果てに徐々に力を失っていくというのは、言葉に尽くしがたいものがあります。幸いにして快復の途上に立ち戻れたのは、やはり家族の愛情と努力によるものなのだなという思いを新たにします。

 やはり、家族には長く元気でいてもらいたいという願いは貴重だなと感じるわけですが、そこにはどうしても冠言葉として「可能な限り」とか「状況が許すならば」という前置きがつくのが現実です。

 やまもと家は幸いにして経済的に余力があるので、育児をしながら看病も通院もある程度こなせているのが救いですが、仮に共働き世帯だったとすると、その瞬間に本格的に身動きが取れなくなるのも事実だと思います。家計も育児も介護もと、夫婦だけで両立させることなど不可能です。あるいは、ひとり親世帯だったとき、その親に何かあると詰みます。悲惨なことですが、それも避けられない現実だとするならば、何を救いとするべきなのでしょうか。

 そんな中で、先日「10年前に書いた」とされるChikirin女史の駄文が話題になっていました。

終末期医療について考えよう!

 さっそく、内容を正面から否定する医師からの反論がnoteで展開されるわけなんですが、ちきりん女史も決して頭の悪い人ではないので、やむを得ない誤解や先入観で書き綴ってしまったご自身の間違いを修正し、きちんと10年後の事実として再考再論したものを掲載して欲しいと強く願うところであります。

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