【プロ野球】清原・金本はランク外?球界の”ケンカ番長”は意外すぎるあの男だった! (1/2ページ)

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あの有名な選手が「真の番長」だった!
あの有名な選手が「真の番長」だった!

 かつて雑誌の企画で、数名のプロ野球OBに次のような質問をした。

「プロ野球界の“真の番長”とは誰か」

 質問前に想定していたのは大沢啓二氏(元日本ハム監督)、金田正一氏(元ロッテ監督)、清原和博氏(元巨人など)の3名だった。

 大沢監督といえば「親分」の相性で親しまれており、番長の風格は十分。金田監督もハチャメチャなイメージがあり、番長のニオイを感じさせる。そして清原氏は文字通り「番長」のニックネームをもっていた選手だ。

 しかし、誰に聞いてもこの3人の名は挙がらなかった。こちらが名前を挙げると、

「大沢さんは番長というタイプではない」
「カネやんは単にハチャメチャなだけ」
「清原はケンカ早いイメージがあるけど、死球に怒ってバットを投げつけた際、逃げ回った。あれでは番長とは言えない」

 という答えが異口同音に返ってきた。

 そんな中、唯一イメージと一致したのが星野仙一氏だった。

「現役時代、交代を打診しにきたピッチングコーチを『交代などするか!』と怒鳴りつけた。それでも交代させられるとベンチの壁を殴っていた」
「監督になっても血気盛んで、巨人戦に負けるとバスの中が通夜状態。中途半端なピッチングを目にすると、怒りで湯呑茶碗を叩き潰した。いつも粉々になるので、気が付くと茶碗がプラスチックになっていた」

 などなど、これでもか、というほどのエピソードを耳にした。テレビでは笑顔を振りまいていたが、グラウンドでは文字通り「燃える男」だったようだ。

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