【プロ野球】帰ってきた左腕・和田毅は輝きを取り戻せるか? (1/2ページ)

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和田毅は再び輝きを取り戻せるのか?
和田毅は再び輝きを取り戻せるのか?

 和田毅が5年ぶりに日本のマウンドに帰ってきた。2月21日、キャンプ地・宮崎県で行われた福岡ソフトバンクホークスの紅白戦。レギュラークラスの選手を相手に、2回をパーフェクト。僅か17球で鷹打線を仕留める上々の仕上がりぶりを見せた。

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■9年で107勝、2010年はMVP獲得

 2002年秋、自由枠で福岡ダイエーホークス(当時)に入団した和田は、1年目の2003年から先発ローテーションの一角として活躍。14勝5敗の成績で、チームを3年ぶりのリーグ優勝、そして日本一に導き新人王も獲得した。

 その後も投手陣の柱として、ホークスを牽引。2010年には17勝を挙げて最多勝とMVPを獲得した。翌年も16勝を挙げ、2003年以来の日本一を達成。9年間で107勝という、堂々たる成績を手土産に、和田はFA宣言して海を渡った。

 2011年のホークスは、88勝46敗10分。2位に17.5ゲーム差をつける大差で日本一になったものの、事件はその年のオフに起こった。

・川崎宗則がシアトル・マリナーズへ
・杉内俊哉とデニス・ホールトンが読売ジャイアンツへ
・和田毅のメジャー挑戦

 杉内(8勝)、ホールトン(19勝)、和田(16勝)と、チームの勝ち星のおよそ半分となる43勝が消えた。

「ホークスは金で選手をかき集めて…」と、よく言われることがあるが、「同時に3人のエース格の投手を失った経験があるのか」と、他チームのファンには問いたい。

 ご存じの通り、2012年はパ・リーグ3位、2013年は4位と、ホークスファンにも2度と経験したくない苦い過去がある。

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