『スマスマ』9月打ち切り濃厚に?終わらぬ”粛清”の異常事態 (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

■中居が再独立画策?さらなる波乱も

 しかし、いくらI女史憎しといってもSMAPはジャニーズ事務所の大看板。せっかく生謝罪で驚異の高視聴率を記録した番組を潰してもメリットはないように感じられるが…。

「生謝罪は全国民の注目を集めましたが、翌週の通常放送は平均視聴率13.4%。清原和博容疑者の覚せい剤事件などで世間の関心が薄れてきた2月17日からは3週連続の9%台と一ケタ落ちしている。もともと視聴率低下で打ち切りが何度も検討され、そのたびにI女史が強引に継続させてきた。そのI女史がいない今こそ厄介払いの大チャンスであり、粛清を断行しているジャニーズとフジの思惑が合致したというわけです」(前同)

 視聴率の不振だけでなく、再び業界が大揺れになるような不穏なウワサも影響しているという。

「SMAPのメンバーは9月前後にジャニーズ事務所との契約更新の時期を迎えますが、もっともI女史についていく気持ちが強かった中居正広がグループを抜けるとのウワサが出回っています。もともと中居は事務所の幹部コースでしたが、独立騒動によって木村拓哉にポジションを奪われ、木村への反発心とメリー氏への不満が爆発している。草なぎ剛や稲垣吾郎、香取慎吾については不明ですが、再び4人で移籍というのは難しいので一人だけ抜ける可能性がある」(前同)

 グループの象徴ともいえる中居が不安定な状況にあるとなれば、更新時期に番組を終わらせる選択肢は十分にあり得るだろう。早くも中居離脱の可能性を見越してか、TBSは人気番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』のタイトルを『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に変更。中居がSMAPでなくなっても番組を継続できるように配慮したといわれている。

『スマスマ』終了説と中居の動向、これらの駆け引きがどうなるかでSMAPの未来は大きく変わりそうな気配。出戻りで決着したと思われていた分裂騒動だが、これから秋にかけて一波乱も二波乱もありそうだ。

夢野京太郎(ゆめのきょうたろう)
芸能から社会問題、ITニュースやヤバいスジの話題まで幅広くカバーするフリーのジャーナリスト。雑誌への匿名寄稿やゴーストライターとしての活動も多く、あまり表舞台には出たがらない性分。
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