藤井フミヤ長男の入社に囁かれるフジテレビ“コネ採用”のウラ事情 (2/2ページ)

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 そんな話題の入社がある一方、4月末には約8年にわたってフジテレビに注目を集め続けたエースアナウンサーの"カトパン"こと加藤綾子が退社する。その穴を埋めるのは簡単ではない。

 4月から新しく始まる月9ドラマ「ラヴソング」も福山雅治とヒロインを演じる藤原さくらの歳の差カップルの演出が不安視されている他、バラエティ番組も音楽番組も毎週なかなか視聴率トップ3に入れない状況が続いている。

 唯一の救いはアニメだ。長寿アニメ番組の「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」と、「ワンピース」だけが安定した数字を出している。3月27日放送の60分スペシャルアニメ「原作生誕70年記念サザエさん春の浅草観光&湯水家でお手伝いSP」は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出し、3月4週(21〜27日)のアニメ部門では「ワンピース」の8.2%と合わせて1位・2位を獲得した。

「バラエティや音楽、ニュース、ドラマは何度もテコ入れしていますが、どれも踏んだり蹴ったりの結果に終わっています。日本テレビは土屋敏男氏などプロデューサーや編成など"テレビ局の中の人"が実力を発揮して注目を集めていますが、フジは話題性のある人間をキャスティングして盛り上げようとする傾向があります。準備された企画・脚本が貧弱であれば、いくら優れた人でも力を発揮するのは難しいです」(同上)

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 藤井フミヤ長男の入社も、いわば話題性優先のフジらしい"キャスティング"とも言える。そしていつの日か、メインキャスターは息子・弘輝アナ、番組テーマ曲を手がけるのは父親・フミヤ、なんて青写真をフジは描いているかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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