【プロ野球】ムエンゴ(無援護)投手たちの不条理なシーズン成績 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■まさに孤軍奮闘! 壮絶な無援護でもタイトル獲得した2人

三浦大輔(2005年・横浜)
★最優秀防御率、最多奪三振を獲得
28試合 12勝9敗 防御率2.52
援護率3.15(リーグワースト)

黒田博樹(2006年・広島)
★最優秀防御率を獲得
26試合 13勝6敗 防御率1.85
援護率2.82(リーグワースト)

 援護に恵まれなくとも己の力でタイトルを獲得する選手もいる。三浦大輔、黒田博樹はその好例。エース対決も多い中、踏ん張りまくればこんな稀有な成績を残すこともできるのだ……! 援護の少なさに悩む投手が目指すのはココ。

 また黒田はメジャー時代でも7年のうち2年が援護率リーグワースト。そんな不運の中でも、気落ちせずにひたすら投げ続ける。お金よりも何よりもその姿こそが「男気」だと感じる。

■災い転じて守護神となる

澤村拓一(2013年・巨人)
34試合 5勝10敗 防御率3.13
援護率2.78(リーグワースト)

 現在は巨人の守護神である澤村拓一も、かつては打線の援護なき男だった。

 特に2013年はチームが絶好調だったにも関わらず、好投に勝ち星がつかず、シーズン終盤にはグダグダに……。見かねた原辰徳監督が中継ぎに配置転換し、そこから澤村のリリーフ適性が認知された。

 世にも不思議な無援護投手たち。怒られるかも知れないが、彼らの成績を見ると無性にワクワクするのはなぜだろうか……?

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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