コミュ力に自信がない大学生でもできる! 相手に好感を与える会話の基本「オウム返し」のコツ (1/2ページ)
周囲とのコミュニケーションが苦手だと自覚している大学生の方はいませんか? もしかすると、人との関わりをむずかしくとらえすぎてしまっているだけかもしれません。相手が話す内容をこちらが全然知らなくても、会話を盛り上げることは可能です。今回は、会話術の基本である「オウム返し」を紹介! 気持ちを込めてオウム返しするだけで、今までより楽に会話が成り立つことが感じられるでしょう。
■相手の言葉を繰り返す!
オウム返しのやり方は簡単、相手の言葉を繰り返すだけです。たとえば「今日は教授にたくさん当てられてまいったよ」と友だちがいってきたら、「それはまいっちゃったね」と繰り返すのです。ポイントは、相手が言った言葉の中で、感情に当たる部分を繰り返すことです。相手が伝えたいのはその感情の部分です。もちろん「教授にたくさん当てられた」ことも感情の理由として大切ではありますが、一番伝えたいのは「まいっちゃった」というところです。そこを逃さずに受け止めて、「まいっちゃったね」と返してあげるのです。
■気持ちを込めて繰り返す!
コミュニケーションとは事実の伝達だけでなく、共感を得て心の距離を近づけるために行うものでもあります。オウム返しにおいても、そこが大事なところです。相手が伝えたがっている感情を逃さずに受け止めて、さらに、共感を示すようにオウム返ししてあげます。
たとえばこんな会話をしたとします。
「たくさん当てられてまいったよ」→「それはまいっちゃったね」
「ほんとだよ、あの先生どっか行ってくれないかな~」→「どっか行ってほしいよね」
「あっ、そうだ! 明日って台風来るのかな? やだな~」→「やだね~」
字だけで見てみると、有効なコミュニケーションが取れているのかよくわかりませんよね。