【プロ野球】今季もパの圧勝!交流戦で得た賞金はいったい何に使うのか? (1/2ページ)

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今季もパの圧勝で終わった交流戦で得た賞金はいったい何に使うのか?
今季もパの圧勝で終わった交流戦で得た賞金はいったい何に使うのか?

 セ・パ交流戦も終わり、いよいよペナントレースが再開へ───。と、ここで気になるのは、交流戦で得た「賞金」の使い道だ。

 6月19日、ソフトバンクの交流戦勝率1位が確定。これによって交流戦期間中の通算勝利数で“勝ち越しをしたリーグ”のパ・リーグ6球団、および最高勝率球団・ソフトバンクに、以下の金額が贈られることになっている。

1位球団:1000万円
2位球団:500万円
3位球団:400万円
4位球団:300万円
5位球団:200万円
6位球団:100万円
最高勝率球団:500万円

 多くのチームで、賞金は選手と裏方で折半、ともいわれている。もちろん、それで何も問題はないのだが、過去にはユニークな賞金用途を考案した例もあった。印象的なケースを振り返ろう。

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■賞金の使用例:チームの場合

 2005年から始まったセ・パ交流戦。その初代優勝チームとなったのが千葉ロッテだ。優勝賞金はなんと5000万円! このとき、ロッテは賞金の半分でファンのためにラッピング・バスを購入した。

 翌2006年の交流戦も制したロッテ。このときは、賞金の一部をQVCマリンフィールドの横にある「マリーンズミュージアム」の建設費用に充てたという。

 施設建設費に充てるケースは他球団でも。2008年のソフトバンクがそうだ。優勝賞金5000万円をまず球団、選手会で折半し、球団はリハビリ用のプールを作ることが報じられた。

 この使用用途に変化が見られるのが2011年の東日本震災以降。2012年の交流戦を制した巨人は、賞金5000万円の一部で野球道具を購入し、東日本大震災で被災した東北6県の児童たちに寄贈した。

 なお、優勝賞金は2014年、試合数の削減(1球団24試合制→18試合制)に伴い、5000万円から3000万円へと縮小。そして2015年からは勝ち越したリーグに参加するチームに対し、リーグ間の交流戦順位に応じて賞金を支給する現行システムへと変更になった。

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