トップドライバーはプライベートでどんなクルマに乗るの?野尻智紀さんに直撃インタビュー【後編】 (1/6ページ)

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トップドライバーはプライベートでどんなクルマに乗るの?野尻智紀さんに直撃インタビュー【後編】
トップドライバーはプライベートでどんなクルマに乗るの?野尻智紀さんに直撃インタビュー【後編】

ホンダのトップドライバーとして活躍する野尻智紀(のじりともき)さん。2016年7月17日、富士スピードウェイにて行われた2016全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦決勝にも参戦するなど、いま大いに注目を集めるドライバーの一人です。

ファンへの想いやレースの魅力をお聞きした前回に引き続き、野尻さんの幼少期や愛車など、プライベートについて詳しくお話を伺ってきました!

■内気な少年がレーシングドライバーに!そのきっかけは父親だった

――なぜ野尻さんはレーシングドライバーを目指したのでしょうか?影響を受けた映画やドラマ、実在のレーシングドライバーはいましたか?

モータースポーツを始めたきっかけについて言えば、そういうのはまったくないんです。小さいころにカートを始め、モータースポーツに自然と興味を持ち、暇さえあればF1の総集編を何回もビデオで観ていました。

――カートの世界に入ることを勧めたのは?

父親です。モータースポーツ関係者ではなく、ただクルマやバイクが好きな父です。セルシオの車高を低くして乗っていたのをよく覚えています(笑)。茨城の出身なので、たぶんそういうスタイルが当時は流行っていたのでしょうね。

僕は喘息を持っていて、運動がまったくできなかったんです。水泳をやっても「イヤだ」、柔道をやっても「強い人がいっぱいいるからイヤだ」って、どれも続かなくて(笑)。かけっこも遅く、とにかく運動が苦手でしたけど、父が連れて行ってくれたカートに初めて乗ったらすごく面白かった。今でもよく覚えています。

それがきっかけで、5歳でカートを始めました。その頃の記憶もありますよ。始めたばかりのキッズカートの後ろにひもをつけて、父親が暴走しないように引っ張っていてくれていて、「最初はここからここまで走って、ここでブレーキね」というように父がたくさん手伝ってくれました。

――お父様は、野尻さんが好きで続けられるものを見つけたかったのかもしれないですね。

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