30℃以上だと「かき氷」が売れる!アイスにまつわる3つの誤解 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

・アイスクリーム(乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上)

・アイスミルク(乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上)

・ラクトアイス(乳固形分3.0%以上)

・氷菓(上記以外のもの)

ice

乳脂肪分が多いほどミルクの風味が豊かで、コクがあります。乳脂肪分が多いので、当然カロリーは高くなります。

そこで「ダイエットのためには、乳脂肪分が少ない氷菓やラクトアイスを選んだほうがいいのでは」と思ってしまいがちですが、実はそうとはいい切れないようです。

その理由は、含まれる炭水化物(糖質)の量の違いです。炭水化物とは糖質+食物繊維で構成されています。

100gあたりの炭水化物含有量が、高脂肪のアイスクリームだと22.4g、アイスミルクは23.9g、ラクトイスが22.2g、氷菓に分類されるシャーベットはなんと28.7g。

実は乳脂肪分が少ないアイス類ほど、炭水化物(糖質)の量が多いのです。

氷菓は脂肪分がないのでカロリーが低くなりますが、脂肪分がないということは、ほとんどが炭水化物(糖質)ということ。

カロリーと炭水化物(糖質)、どちらを抑えるべきか悩ましいところですが、乳脂肪分の高いアイスクリームを食べたほうが満足感も栄養価も高いということを考えると、カロリーの高い低いだけで選ぶのは危険な気もします。

■3:そもそも「アイスクリームは太りやすい」が誤解

甘くて乳脂肪たっぷりのアイスクリームは、どう考えたってダイエットの大敵。体を冷やして代謝を下げそうだし……と、つい考えてしまいがちですが、実はそれも誤解。

日本アイスクリーム協会が発表した、早稲田大学スポーツ科学学術院 鈴木正成教授の研究によると、アイスクリームは食後の血糖上昇反応が小さく、吸収されたアイスクリームの脂肪はエネルギーとして分解されやすいとのこと。

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