読書の秋到来! 現役大学生に聞いた「人生のバイブル」6選

学生の窓口

夜が長くなり、気温も下がってすごしやすくなる秋は、読書にピッタリな季節。そこで今回は、「人生のバイブル」とも言える大切な一冊について、大学生に聞いてみました。この秋に読みたい本がまだ見つかっていない人は、参考にしてはいかがでしょうか?

■人生に大きな影響を与えた一冊

・『のだめカンタービレ』。自分が進みたい道を明確に決めるきっかけになったから(女性/22歳/大学4年生)
・京極夏彦の百鬼夜行シリーズ。その本がきっかけで民俗学に興味を持ち、今の短大へと進学したから(女性/19歳/短大・専門学校生)

一冊の本が、進む道を決めるキッカケになったという人も。本はときに、人生の可能性を広げてくれます。

■読書の楽しさを知った一冊

・星新一の『ブランコのむこうで』。本を好きになったきっかけが、この作品だから(女性/21歳/大学4年生)
・荒川弘の『鋼の錬金術師』。それまで少女漫画しか読んでいなかった私が、少年漫画にハマるきっかけとなった漫画(女性/18歳/大学1年生)
・『100万回生きたねこ』。はじめて何回も読んだ絵本だった(女性/21歳/大学3年生)

ある本がキッカケで、読書が好きになったという人も。一冊読むと、また別の一冊へ……と、つながっていくことも読書の醍醐味です。

■大切なことを教えてくれた一冊

・持田あきの『おもいで金平糖』。今を大切に生きたり、今大切な人に大好きな気持ちを伝えたりする重要さ、時間の大切さを教えてくれた本(女性/19歳/大学1年生)
・スタインベック『ハツカネズミと人間』。幸福とは何か、夢とは何かを考えさせられた(女性/21歳/大学4年生)
・パウロ・コエーリョの『アルケミスト』。すごく読みやすいけど、人生に役立つたくさんのことを教えてくれた本(男性/20歳/大学3年生)

本を読んでいると、「こんな考え方もあるのか!」と気づかされることもしばしば。視野を広げ、大切なことを教えてくれた本は、まさに人生のバイブルです。

■人生の役に立つ一冊

・カーネギー『道は開ける』。難しい内容だったが、今後の人生に活かせるものだと思った(女性/19歳/大学1年生)
・『ブラック・ジャック』。酸いも甘いも、温かみも冷たいものも、さまざまな人間ドラマが見られた(男性/22歳/大学3年生)
・阿川佐和子さんの『聞く力』。自分のコミュニケーション向上に役立った(男性/21歳/短大・専門学校生)

特に学生の間は、「これからの自分」について考える機会が多い時期。本からそのためのヒントをもらうのも、良いのではないでしょうか。

■名言が響く一冊


・『羊と鋼の森』。随所に名言があった(男性/21歳/大学4年生)
・小山宙哉の『宇宙兄弟』。人生のためになる言葉がたくさん散りばめられている(女性/21歳/大学3年生)
・井上雄彦の『SLAM DUNK』。古いマンガだけど、熱くて感動して勇気が出る(男性/21歳/短大・専門学校生)

ピアノ調律師、宇宙飛行士、バスケと題材はさまざまですが、作品にちりばめられた名言の数々には、生活、夢、人間関係など、不思議と今の自分が重なります。

■恋・友情について考えさせてくれる一冊

・『ストロボ・エッジ』。恋愛もので一番だと思う(女性/18歳/大学1年生)
・夏目漱石の『こころ』。100年以上前の若者たちも、同じ人を好きになったときに、今まで親友関係だった人たちの関係さえも簡単に崩れることに驚いた(男性/23歳/大学4年生)
・『ONE PIECE』。友情について深く考えるきっかけになった(女性/21歳/大学4年生)

恋や友情で悩んだとき、本の内容や登場人物のセリフが助けてくれることは多いですね。

思い入れのある一冊が、迷ったとき、つらいときの大きな支えになってくれることもあります。日ごろはあまり読書をしないという人も、この秋はとりあえず一冊手にとってみてはいかがでしょうか? もしかしたら、「人生のバイブル」になるかもしれません。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

マイナビ学生の窓口調べ
調査時期:2016年8月
調査人数:大学生男女402人

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