三田寛子との差は?藤原紀香ブログにみる”梨園妻”の資質 (2/2ページ)
■島田紳助に番組でボディを弄ばれていた
だが、彼女が勘違いするのも無理はないのかもしれない。デビュー当時はどこにでもいる水着のキャンペーンガールが、あれよあれよという間に一時期はCM契約本数14本という売れっ子タレントになってしまったのだから。
「大阪時代は、島田紳助氏の番組アシスタントとしても活動。ある時は後ろ手をイスに縛られ、そのダイナマイトボディに島田紳助ら出演者がダーツの矢を当てるゲームをさせられていたほどです」(前出・記者)
だがその凋落ぶりは誰もが知るところ。90年代後半は連ドラの主演を何本も張っていたがいずれもあまりふるわず、ドラマのオファーは激減。CM女王の座からもいつの間にか陥落し、今は白髪染めのメーカーの1本のみ。
そんな、落ちていくばかりのキャリアで出会ったのが愛之助だった。したたかで野心家の紀香は、この結婚を機にまた再びのしあがっていくというのか? だが、結局「出れば叩かれる」わけで、愛之助も、しばらく妻を表舞台に出さないほうがよさそうだ。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。