SMAP解散が原因?ジャニーズ番組の視聴率が軒並み”暴落” (2/2ページ)
■頼みのエース・嵐も期待薄?
番組関係者が語る。
「裏番組の影響など一時的なものだと思いたい。が、どうしてもSMAP騒動が暗い影を落としているのではないかと思えてならない。今回の一件でジャニーズ事務所の暗部が暴かれてしまい、所属タレントにネガティブイメージがついてしまった印象さえある」
SMAPなきあと、事務所の屋台骨を支えるとも言われている嵐にしても散々だ。
「『VS嵐』(フジテレビ系)『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)は6~8%をうろうろ。楽しいだけの番組になっており、上がる気配すらありません」(業界関係者)
と期待薄だ。出場が絶望的なSMAPに代わり、今年の『紅白歌合戦』(NHK)に繰り上げ出場も期待されているKinki Kidsはというと……。
「『LOVELOVEあいしてる』、『堂本兄弟』、『新堂本兄弟』など、約20年続いたフジテレビの音楽番組シリーズを終わらせて、新たに日曜の昼に始めた『KinKi Kidsのブンブブーン』は4.8%。これまた評価に困る数字です」(前出・エンタメ誌ライター)
そういう意味でも、『SMAP×SMAP』でかつては常時20%を記録していたSMAPは頭一つ抜けた存在だったことがわかる。果たして今後、視聴率戦争に生き残るジャニタレは誰なのであろうか。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。