「元・貧困女子FP」が教える! アラサー未婚女子の生命保険の選び方 (1/3ページ)

マイナビウーマン

「元・貧困女子FP」が教える! アラサー未婚女子の生命保険の選び方
「元・貧困女子FP」が教える! アラサー未婚女子の生命保険の選び方

元・貧困女子の石川福美が、「貧困」を経験したからわかったお金の話をします。今回は「未婚アラサー女子が考えるべき生命保険のこと」です。 前回の第2回で、「今の自分に足りない保障は何かを知った上で保険を選ばないと、支払った掛け金が無駄になってしまう」とお話しました。「お守り代わりに」と思って、よく考えずにあれこれ加入すると、生命保険が自分を守ってくれるどころか、毎月の高い掛け金の支払いに苦しめられるかもしれないのです。では、独身のアラサー女性はどんなものに入ればいいのでしょうか? 私の過去の失敗談から考えてみましょう。

■過去のトラウマから、毎月の保険料が5万円超に

20代半ばで体調を崩し、治療費と生活費などが重なり、300万円の借金を背負った私は、この経験がすっかりトラウマになってしまいました。(※詳しくは前回を参照)

体調が回復し、フルタイムの仕事に戻ってからも、「いつまた病気になるかわからない」という不安が消えず、「今度こそ万全の備えをしておこう」と決意します。ところが、当時の私が持っていた知識といえば、「生命保険に入っておけば安心だろう」という程度のもの。そして保険会社の営業マンに勧められるまま、医療保険から死亡保険、養老保険まで、ありとあらゆる保険に加入しました。その結果、毎月の保険料はなんと5万円を超えてしまったのです。

せっかく仕事に復帰して、毎月お給料をもらえるようになったのに、旅行やショッピングなどの好きなことにお金を使うのを我慢して、保険料に回さなくてはいけない。将来のリスクに備えるために、現在の生活をちっとも楽しめないなんて本末転倒ですよね。そのうち私もこの生活に疑問を感じるようになり、民間の保険のことや公的な社会保障制度について勉強をはじめました。それがきっかけとなり、今こうしてフィナンシャルプランナーとして活動するようになったのです。

■未婚アラサー女子の生命保険の選び方

誤解がないようにお伝えしておきますが、生命保険そのものが無駄だと言っているのではありません。上手に選べば、いざという時の心強い備えになります。私の失敗は、必要のない保険にまで入ってしまったこと。自分にとって本当に役立つ保障内容を見極めることが何より重要なのです。

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