【永田町炎上】どこの国益が大事なのか?国会議員の「帰化人ネットワーク」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■助け合う「帰化人ネットワーク」

 帰化人あるいは帰化人の子孫というのは、互いにシンパシーのようなものを感じるらしく、裏で繋がっていることが多い。いわゆる「帰化人ネットワーク」だ。ちなみに筆者は平成6年に行政マンから国会議員の秘書の世界に身を投じたが、最初に仕えたのは、旧新進党の「半島系」のI代議士出会った。無論最初は気づかなかった。本会議で代表質問に立つことになった折にも、後に帰化人であることを告白し、自殺した新井将敬元代議士から突然、電話があり、筆者が受けると、「党の政審会長とよく打ち合わせをしてから、質問するようにと、先生に言っておいてくれ」と懇切丁寧な助言があったことや山陰地方の某市の市長を務めたI.Tが東京都知事選に出馬した際、Iとは一見、何の縁もゆかりもないはずなのに応援に行かされ、「この連中には、いったいどういう繋がりがあるのだろうか?」と首をひねったもので、だが、その疑問はだいぶ後になって氷解した。件のI.Tは後に旧民主党の参議院議員となって国会に現れるが、世の中は面白いもので、筆者はごく短期間だが、彼の政策秘書を務める羽目になった。間近でよく観ると、針のように細い目と餅のように平べったい顔が韓国の某大統領とそっくりだったからだ。

■反日政治家の代表だった故・土井たか子元衆議院議長

 反日政治家の代表といえば、何と言っても故・土井たか子元衆議院議長であろう。土井は旧社会党を北朝鮮の朝鮮労働党と友党関係にするなど一貫して「北朝鮮寄り」の姿勢をとり続けた。

 また「拉致疑惑など存在しない」などと公言し、拉致被害者の一人である有本恵子さんの両親が土井氏の事務所に相談を持ちかけても、すこぶる冷淡に扱い、「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望書」が韓国政府に提出された際にも、対象者の中に拉致実行犯と目される辛光洙が含まれているのに菅直人氏らとともに署名している。そのために雑誌『WILL』に「帰化人」と書かれたが、訴訟では一応土井側が勝訴している。もっとも民事訴訟というのは立証の範囲でしか真実は探求しない建前だから、実際のところはわからない。

 土井の「教え子」の福島瑞穂もかなり反日的だ。石原慎太郎元東京都知事は平成12年4月19日、「与党(同時の)党首や幹部には帰化人の子孫が多い」と発言した。それに早速反応したのが社民党の当時の党首の彼女で「私の両親は日本人で、帰化などしていない」と打ち消しにかかった。本人が否定する以上、それを信じるよりあるまい。

 何より困るのは、日本にウヨウヨしている北朝鮮や中国の秘密工作員が帰化人議員を標的にして接触を試み、秘書や友人として機密情報を取ろうとすることだ。実際、脇の甘い旧民主党には餌食になった者がいる。

 いずれにせよ、有権者は彼らの祖国との「有事」の際、帰化人あるいは帰化人の子孫の議員が祖国か日本か、いったいどちらの国益を優先させるかをよく見極める必要があろう。

文・朝倉秀雄(あさくらひでお)
※ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。最新刊『平成闇の権力 政財界事件簿』(イースト・プレス)が好評発売中。
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