《医師がこっそり教える!》驚きのインフルエンザ予防法BEST5 (9/10ページ)
意外と効果が期待できないインフルエンザ予防法 紙製マスク、花粉症対策用マスク
マスクをしない状態のままだと、冷たく乾燥した外気を吸い込む時間が長くなり結果、気道粘膜の免疫が低下してしまうため、ウイルスに感染、発症を起こしやすくなります。
しかし、マスク装着自体には外気から侵入するインフルエンザウイルスを防ぐ効果は低く、マスクをすることによって口腔周囲の湿度が維持され、気道粘膜の免疫を維持することで予防しているに過ぎないのです。
紙製マスクの使いまわし
インフルエンザの流行時期に2日以上同じマスクをつけると、マスクの前面にウイルスが多く付着します。
使いまわしの際、付着したインフルエンザウイルス粒子は手や顔に付着する可能性が高く、当然ながら感染リスクも上がってしまいますので、予防効果を期待するならば毎日の交換が望ましいと言えます。
マスクをつけているが鼻が露出している
よく街中や、時に医療機関で働く医療従事者でも見かけます。
マスクのない状態にほぼ等しく、鼻からインフルエンザウイルスの侵入が有り得るので意味がありません。