“肉離れ”は冬に多いって本当? 未然に防ぎたい肉離れ対策マニュアル (2/6ページ)

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患部の痛み(動作痛)
急激に筋肉が部分的な筋膜や筋線維の損傷を起こしてしまうことで、生じる急性の痛みでしばらくは治まりません。

適切な初期治療がなされないと痛みはなかなか取れないばかりか、かなりの高確率で再発しやすいです。

患部の痛みによる動作困難
患部の痛みに伴い、かろうじて動作、移動が可能な場合と、不可能な場合があります。

患部の腫脹
急激に筋肉が部分的な筋膜や筋線維の損傷により炎症が起こっている場合や、出血し血腫を形成した場合などに認められます。

患部の硬結
痛みや腫脹がひと段落したころに、自覚されることがある急性の炎症後、筋肉の瘢痕化とその部分の循環不全によるものです。

患部のへこみ、内出血
筋肉の部分的な筋膜や筋線維の損傷といったレベルではなく、ある程度しっかりした部分筋断裂まで進んでいる中等症以上の触診時にみられます。

その際はやや激しい痛みもありますし、内出血や当然ながら動作、移動困難を伴っていることも多いです。 肉離れの原因
■ 筋肉の柔軟性欠如
■ 筋力不足
■ 筋疲労
■ 過去の損傷
■ 体調不良
■ 電解質のアンバランスなど

上記のような様々な条件が重なった状態で、筋肉が過剰かつ急激な収縮を伴う運動、動作で発生する、とされています。

ただ、多くのスポーツ選手はこのような動作を多くこなしていますが、肉離れになる確率は実はかなり低いことを付け加えておきます。
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