【プロ野球】虎の4番は誰だ!? 期待すべきは「右の和製大砲」。そうなると候補はこの若虎2名だ! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

虎の4番は誰だ!?
虎の4番は誰だ!?

 右の大砲がいない!

 今シーズン、阪神が抱えている課題の1つが4番に据える大砲の不在だ。

 ゴメスが退団した今、この穴は新外国のキャンベルが埋めるはずだった。しかし、期待されたキャンベルは、フリーバッティングでは広角に上手く打ちわけ、ヒット性の当たりを連発するも、実戦となると日本の投手の球のキレにタイミングが遅れるなど、未だ調整段階の域を出ない。

 ただ、優良助っ人だったマートン(2015年シーズンを最後に退団)も来日初年度にあたる2010年のキャンプ、オープン戦では、凡打の山を築き酷評されていたが、ペナントではきっちり結果を残した。

 マートンの例を挙げると、キャンベルも少し長い目で見る必要はある。とはいえ、長打力となると「期待薄」なだけに4番候補としては荷が重いのかもしれない……。

 誰が4番に座るのかはまだわからないが、甲子園の浜風を考えると、4番はやはり右の大砲でいきたい。この空白区に埋める右の大砲、そして4番にふさわしい選手を探ってみた。

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■昨シーズンとは別人。中谷将大がブレイク気配

 紅白戦、練習試合と打撃が絶好調なのが、7年目のシーズンを迎える中谷将大だ。

 中谷は、2010年のドラフト3位で福工大城東高から入団。強肩強打の大型捕手として期待されていた。

 しかし、2年目の2012年に打力を生かすために外野にコンバート。現在は一塁でも出場機会をうかがう。

 高校時代は、1年先輩の梅野隆太郎(阪神)が絶対的な捕手として君臨。2年までは左翼手としてプレーしていたので、外野の守備経験はある。

 昨シーズン、金本知憲監督は1軍の試合で若手を積極的に起用。中谷も64試合と1軍での出場機会を大幅に増やし、4本塁打、14打点、打率.266という結果でシーズンを終えた(2015年の1軍出場試合数は11試合)。

 秋季キャンプでさらに力を蓄えた中谷は、この春季キャンプで、金本監督に「まるで打ち方が昨年とは別人」と言わしめるほど打棒に火がつき、実戦でブレイク。一気に右の大砲候補に上りつめてきた。

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