【森友学園】愛国教育は悪くない?中国人が見た”日本教育の問題点” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 しかし、塚本幼稚園は日の丸掲揚や君が代斉唱がひんぱんに実施され、児童たちに天皇の存在意義や日本神道を学ばせるなど、愛国主義的な教育が実施されており、僕は強く共感しました。

 普段、中国の愛国教育を批判する僕の意見に矛盾を感じられる方もいるかもしれませんが、現在の中華人民共和国は中国共産党が1949年に設立した独裁国家に過ぎず、中国の愛国教育とはすなわち「中国共産党を愛せよ」という意味です。一方、日本には天皇を精神的支柱とした2000年以上連綿と続く歴史があります。僕はこのような日本の精神性を学ぶことは非常に意義のある行為だと思います、

 中国の機関メディア『環球時報』は、日本のメディア報道を引用し、塚本幼稚園を「右翼幼稚園」と断定し厳しく批判しています。しかし中国には「紅軍小学校」という紅軍(人民解放軍の前身)関係者が設立した学校が150以上存在し、児童たちは軍服のような制服を着用して洗脳まがいの愛国教育を受けています。そのため、大多数の中国人が『環球時報』の論調に対し「お前が言うな!」と思っていることでしょう。

 僕が塚本幼稚園の教育で最も評価したい点は「教育勅語」を児童たちに教えていることです。教育勅語とは1890年に明治天皇の勅語として制定されたもので、GHQの指導により1948年に廃止されました。現在では帝国時代の象徴というイメージがある教育勅語ですが、実際の内容は「広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう」、「友達を信じ合いましょう」など、むしろ平和・博愛主義的なもので、現代の学校教育に取り入れても何の問題もありません。

 今後、日本国憲法が改正し、教育勅語を必須科目にするなど日本の教育界がGHQの影響による自虐的な風潮から脱却することを期待します。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

注目記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧