大阪の珍名店「ウンコちゃんの家具屋さん」...波乱万丈の歩みを社長さんに聞いた (1/3ページ)

Jタウンネット

店の外観にも大々的にあしらわれている
店の外観にも大々的にあしらわれている

「ウンコ」は魔法の言葉だ。下品ではあるが、大抵の小学生はこの言葉を見ただけで笑いだすし、男子大学生の少なく見積もっても半数以上も、お酒が入った上で聞けば笑いが止まらなくなってしまう。

そんな魔法の言葉を店名に冠し、更にはそれ自体をマークにまで使った大阪の家具店が注目を集めている。名は、「ウンコちゃんの家具屋さん」といい、2017年で創業14年目を迎える。そんなお店は、どのような人が作り、どのように舵を取っているのだろうか。Jタウンネットで取材を申し込んだところ、大町圭司社長から創業時のことや店名の由来から、印象的な出来事まで様々な話を伺うことができた。

笑いのエッセンスは必須

気になる「ウンコちゃん」という名前だが、これはアウトレットという名前が一般的になる以前、関西の家具業界で展示品やB級品の家具を指して使われた言葉に由来するのだという。また、創業者である大町さんの叔父は坂田利夫さんに師事していた漫才師ということもあり、お店に笑いのエッセンスを持ち込んだのだという。大町さん自身も非常に陽気な人柄で、様々なエピソードを交えて取材に応じてくれた。


店の外観にも大々的にあしらわれている

ユニークで注目を引く名前で、14年目を迎える現在は地元民にも愛されるお店となっているが、創業当初はその名前から来る苦労もあったという。

「家具業界に新規参入するのは難しくて、ここ10年くらいの間に関西地方で創業したのはウンコちゃんくらいなんです。最初は取引先の企業からも信用されず、動物の「ウンコ」のついた家具が送られたりもしました」

また、東京の企業からは「ウコンちゃん」とぼかしたように名前を呼ばれることもあったという。

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