超古代文明の遺物!? 10万年前の「コンセント付き花崗岩」見つかる (1/2ページ)
この花崗岩は1998年に電気技師の仕事をしているジョンJ.ウィリアムズ氏が、北アメリカを旅行中に発見したものだ。しかし、左上を突起物をよく確認すると…。
どうだろう? “金属製の三つ又コンセント”が埋まっているように見えないだろうか? しかもこの石は年代測定の結果、10万年前の物と判明したそうだ。
10万年前の世界!?
10万年前といえば人類(ホモ・サピエンス)のほかに、ネアンデルタール人という旧人類が地上を闊歩していた、旧石器時代にまでさかのぼる。
人々は洞窟でくらし、北アメリカ大陸ではマンモスがのし歩いていた。それを集団で襲撃して何とか倒し、手に入った大量の肉を石のナイフや斧で切りわけ、木と木を擦り付けてたき火を起こし、その肉をあぶって食べたり、煙でいぶって干し肉を作る……という、まさに『はじめ人間ギャートルズ』の世界なのである。
当然だが、彼らに電気などは使えるはずがなく、電気を必要とする電気機器も、あるわけがない。
つまり偽物?
あまりに突拍子もない組み合わせのために、偽物ではないかと疑う専門家も多いようだ。地面に落ちていた花崗岩にドリルで穴を開け、そこへ接着剤をつけた市販の三つ又コンセントを埋め込んだとしたら……?
しかし当のウィリアムズ氏は「紛れもなく本物だ」とし、石を壊さないことを条件に、考古学鑑定の専門機関に対して「自由に鑑定してもらって構わない」と豪語し、複数の研究者へ招待状を出したという。